VOL.10 人付き合いを楽しむ、少しの工夫

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投稿日:2012/12/11




12月といえばクリスマス。町並みはクリスマスムードで、あちこちのイルミネーションが夜の街を賑やかにしてくれています。20年前、香港に住んでいた時のあのにぎやかなイルミネーションと違って、やはりなんとなく上品な落ち着きのある日本のクリスマスムードは又格別に思います。しかし一旦マンションの我が家に入ってしまうと、小さい子供がいるわけではないので飾りもなく、全く年の瀬を感じないのです。

陽だまりの中、ソフアーに座ってゆっくりコーヒーを飲んでいたら、突然電話のベルがなりました。先日某セミナーで名刺を戴いた川上さんという男性の声。FBで私の忘年会を知ったらしいのです。
「あのう忘年会をなさるのですね。私も伺っていいでしょうか。それであまりにも家が近いようなので、今から会ってくださいませんか。私の出来るお手伝いをさせて頂けないか、という話なのですが」と、一方的に用件を話される。
こちらも夕方出かけるまで時間があったので、快く承諾。
30分後、川上さんは大きなボストンバックを持って我が家にいらしっしゃいました。とにかくお通しして、まずはお茶を。

「忘年会に? どういうことでしょうか。」怪訝そうな主人の言葉に川上さんはにこにこしながら、こうおっしゃいました。

生クリームでデコレーション 「ちょっとお土産に持参しました。」
ボストンバックを開けると、中から包丁を蒔いた布がとりだされました。
どきっ。としたのは私だけだったのか、主人は次から次にいろいろ出てくるものたちをじっと眺めていました。
生クリーム2個、イチゴ1パック、泡だて器らしい箱、そして丸い円形のカステラを取り出しながら、
「このケーキの土台、今朝焼いてきました。」淡々とおっしゃいました。
そして、2本の棒をカステラに挟んで包丁できれいに4枚に切ると、生クリームでデコレーション。イチゴの薄切りと丸い粒とで生クリームをしぼってきれいに模様を描く。
するとどうでしょう!瞬く間に、10人分の素晴らしいケーキを、15分でテーブルに並べて下さったのでした。

彼の趣味は、どんな人にも喜ばれるケーキ作りの名人。
而も私は全く違うことで知り合った方でしたので、この意外な面に改めてびっくりしたのでした。

この特技で忘年会のみなさんにケーキを創って、召し上がって頂きたい。
それが何もおっしゃらないで我が家にいらした理由でした。
川上さんは49歳。今は独身。どなたかをご紹介したいと思うおせっかいな私。
この明るくて頭脳明晰、話の中にあふれるお人柄から別な面を見させて戴きました。

こんな不意に、思わぬケーキを並べられ、まるで手品を見るかのような出来事でした。
人つき合いを楽しむ工夫に、改めて魅せられた気がした一日でした。写真の美味しいケーキがボストンバックに入っているなんて思いも寄らず、意外性にびっくりさせられました。いらっしゃるまで内緒なんて、にくい演出。脱帽です。

娘が焼いてくれた、手形のお皿
手形のお皿 我が家の周りを見渡すと、こんな工夫が目に入ります。

たまたま娘が20代のころ、陶芸をやっていて、私に四角いお皿を創ってプレゼントしてくれました。(写真参考)
中の模様はなんと自分の手形を押しただけのものでした。ところがそれが今となってはそのお皿がとても楽しいことに使えるのです。(20代で社長、上場までさせた娘の手形なので)我が家にいらした方は、そのお皿の手形の上に自分の手を合わせ、ご縁をもらったと喜んでお帰りになります。食べ物を入れても中から手型が出てくるので使えなかったものが、小道具として今頃出してみると役立っているのです。

「かえる」の置き物もユーモアがあっていいものです。小さなかえるを1つテーブルに置いておきます。
「かえるが待っていますから又帰ってきて下さい」そんな言葉も付け加えて我が家にいらした方に言いますと、それだけでお帰りになる方に笑顔がプレゼント出来るのです。
もちろん玄関のドアにもウエルカム「かえる」のデザインの飾りをかけています。

お箸についている袋の裏にコメントを書いておくのもいいでしょう。

おもてなしは意外なことを、ちょっと添えるだけで、ムードが盛り上がります。
お料理が苦手でも、会話という味付けで、美味しくいただけるのですから、どんどん人を招くことも、人生楽しく過ごせる秘訣です。

ご主人とクリスマスツリーの前で
部屋が乱雑になっていやだなあと思ったら、お客様をお招きすることを考えたらいいのです。お掃除が驚くほどスムーズに、早く片付き楽しいものです。
最近毎月50人以上の方々が我が家にいらっしゃいます。全く苦でもなく疲れもなく楽しい時間だといい切れるのです。それは若い方々が本当に元気になってお帰りになるからなのです。その笑顔を見ますと、私が益々元気になれるのです。

みなさんの喜んで下さるメールや、言葉に人生の喜びを見いだした幸せなひと時が、これからも続きますように!
娘の創った四角い手型に私も手を重ね、「まだまだ頑張るね」と、真夜中に誓った私でした。

人生元気でがんばりましょう。あなたたちはまだまだ若い。すべてに前向きに行動致しましょう。道が開きます。チャンスが来ます。元気が出ます。運を引き寄せましょう。
今年も終わります。さあ来年に向かってみなさんにネット上から元気なパワーを贈ります。
あなたの人生の幸せの為に!  

幸せをよぶおせっかいのススメ  高橋恵

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高橋 恵 (たかはし めぐみ)

広告代理店、PR会社、様々な会社の営業を経て、1985年42才で二人の娘さんを抱え、会社を立ちあげる。サッカーの中田英寿選手、38才の若さで急逝したプロウィンドサーファー飯島夏樹さんなど多くのスポーツ選手のマネージメントをしているPR会社「サニーサイドアップ」創業者。
マンションの一室ではじめた小さな会社が、なぜ上場するまでに至ったのか?その秘密は「おせっかい」にありました。現在、急成長した会社は娘に任せ、本の出版や講演会などに忙しい毎日。

高橋 恵 「財団法人 おせっかい協会」
http://osekkai.jp/
幸せを呼ぶ「おせっかい」のススメ 高橋恵 著 PHP出版
http://www.php.co.jp/books/
『幸せを呼ぶ「おせっかい」のススメ』が
第29回ビジネスブックマラソン大賞で5位に入りました。




この記事へ 2 件のコメント

かわかみ☆です

2012年12月11日 at 9:32 pm

こんばんは!コラム読ませていただきました♪

確かに用件をはっきり言わず、押し掛けてしまい、申し訳ございませんでした。ましてや驚かせてしまったとは・・・

そんな傍若無人な私を、温かく迎えていただき、褒めちぎられた嬉しさで、つい忘年会ドリームチームにも立候補してしまいました・・・・・まあ、出来ることは、Cake作りくらいのものですが、楽しい会の演出として、私自身も得意技を披露しながら楽しむつもりです!よろしくお願いしま~す。

高橋恵

2012年12月14日 at 11:02 am

川上さんはとっても優しくてもっと隠された才能をお持ちです。どうぞ16日「恵溢れるおせっかい」でお会いしたい方は手を挙げて下さい。人生こんな楽しいことはありません。来年はもっと読者が楽しめる計画を立てて過ごしませんか。

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