コロンビア3037km その2

Home > カルチャー > kirei スタイル > コロンビア3037km その2
投稿日:2013/02/01

Kireiを創る 保科 薫

なんて小さい飛行機!

ニューヨークからメデジンへは5時間の旅。

コロンビア、アビアンカ航空に乗りました。機種はエアバス318、座席数は120前後のかわいらしい飛行機です。小さいけれどもちろん国際線ですよ。ニューヨークとメデジンは南下するだけなので時差はなし、日本との時差は14時間。時差にも慣れた。しかし遠い国だ。

ニューヨークで遊びたい放題だったので、寝ずにパッキング。おまけにアビアンカに確実に乗るためJFKに午前3時までに行かなければならなかった。だから寝不足というか一睡もしていない。しかし興奮しているせいか全然眠くない。

はるばる日本からコロンビアへの旅って。。。成田~ニューヨークが13時間くらい。ニューヨーク~メデジンが5時間30分。もしトランジットがうまくいっていたら18時間以上のフライト。これは便がなくてニューヨークで遊んで正解でしたね。

わくわくドキドキが入り交じって複雑な気持ちで機上の人。機内のアナウンスはスペイン語、続いてスペイン語なまりの英語。よく分からないが機内アナウンスはどれも同じなので気にしない。機内はクリスマス休暇で里帰りする人たちで満員。

これから行くところは一体どこなのか。私たちにとってまったく未知の国。でもレオンが空港に迎えに来てくれているはず!

・アマゾンで買ったガイドブック。
英語だと思ったらスペイン語だった。
もう一冊発行年月は古いが英語バージョンを購入

・こんなかわいい飛行機ででした

メデジンてどんなとこ?

首都ボゴタに続くコロンビア第二の都市、人口約300万人。

「常春の街」と呼ばれています。緯度6°なので赤道の少し上。ものすごく暑いかと思うと標高1500mなのでむしろ涼しい。夜は寒いらしい。大体富士山の五合目を想像していただければ良いと思います。花の栽培が盛んで8月のフラワーフェスティバルは有名。私たちはクリスマスシーズンの滞在なのでやはりクリスマスイルミネーションが楽しみでした。

どんなことが待ち受けているか楽しみにしている間に飛行機がホセ・マリア空港に着きました。

飛行機はメデジンの先のカリが終着。しかし大多数の乗客がメデジンで降りたようです。荷物を待って、待って、待って。。。いくら待ってもスーツケースが出てきません。同行の友人ぴぎこのは出て来たのに。。。最後まで待ってもスーツケースはとうとう出てきませんでした。さて困った。ハワイでも一度荷物が出てこなかったことはありましたが、英語圏だったので問題なくクレームも付けられたし、3日かかったけれど宿泊先ホテルに届きました。しかし今回はスペイン語圏でほとんど英語が通じない。どうする私っ!

つたないスペイン語で「ニモツ、トウチャクシテナイ!」と言ったら何事もなかったかのように
「コノショルイニ、キニュウシテクダサイ。ドコニトマリマスカ?トドケマス」
「トモダチノトコロニ トマリマス」
「ジュウショ、キニュウ シテクダサイ」
『住所か。。。友人レオンが外で待っているはず。。。』

「トモダチガムカエニキテルカラ、セツメイシテモライマス」
「ココニハ ハイレマセン。ゼイカンヲ トウッテカラ」
「ヒコウキハ トテモ チイサイ。ニモツハノセラレナイカラ、チガウヒコウキデキマス。シンパイシナイデクダサイ。」

『いったいどういうことっ!?』『え~心配だなぁ~』
飛行機はとても小さい?だから積まなかったのか!
そ、そんなぁ~。


・機内はクリスマス休暇で帰る人たちでいっぱい
・5時間のフライト中にでたローストビーフサンドイッチとドリンク


周りを見るとほとんどの人は税関を通過。あたりはさみしく閑散としてきてしまっている。気がついたら隣にアメリカ人のおじさんが同じような状況に立たされているということに気がついた。なんだか落ち着いている。

始めからこれは積む、これは積まないと決めているのか。ニューヨークのチェックイン・カウンターでは一人の荷物とは思えないような何個ものスーツケースというか箱というか、、、大量のスーツケースがあり乗客の列よりスーツケースの列の方が長かったのを思い出す。私のだけはねられたのは何故っ!と言いたかった。でも、他にも何人かの人たちの荷物が出てこなかったんですね。

仕方ない。最後の二人になり、緊張して税関を通った。
東洋人は私たちだけ。今度は珍しい動物を見るような視線を感じ、ドアを通過しようとすると

「ワタシノシッテル アノ チャイニーズ・レストランノシンセキカ?」
「エッ?チガイマス。ニホンジンデスケド」
「アッソウデスカ~スゴクニテルケド。」とドアの近くにいた職員が話しかけて来た。
『東洋人はすべて同じ顔に見えるに違いない。。。』

でも、みんなフレンドリーだ。なんだか楽しい旅になりそうです。
ドアが開くとやっと迎えに来てくれたレオンの顔が見えた!
「全然出てこないから、どうしたのかと思いましたよ。
なんかトラブルがあったの?さっき、ちらっと姿が見えたから飛行機に乗っているということは分かってたんですけど。」

ほっとして、いきさつを話す。さっきの荷物係?の税関員に今度は正確なスペイン語で説明してもらった。
「大丈夫です。荷物は明日届くって言っています。」
『明日は日曜日ですよ。アスタ マニャーナの国でホントに届くのかなぁ』

とにかくレオンと会えたし安心し、まぁ荷物はゆっくり待つか、または出てこなかったら諦めようと思い、やっと空港を後にしたのでした。

・友人レオンと同行者ぴぎこ
・レオンと私

・やっと空港を後にする
・メデジンの街並み。モダンなビルがたくさん


コロンビア3037km その1

保科薫

保科 薫(ほしな・かおる)

財団法人日本ファッション協会 「Urara:Kai(うらら会)」メンバー。
グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学視覚伝達科卒業。デザインプロダクションを経て1987年株式会社ディッシュを設立。
エディトリアルデザインを中心に活動。趣味は和紙すき、料理、スペイン語。

Urara:kai(うらら会)ってなあに?

「Urara:Kai(うらら会)」は2003年4月、日本商工会議所、東京商工会議所を母体とする一般財団法人日本ファッション協会に設立された働く女性たちの会です。 働く女性たちの“今”から豊かな生活文化を考え、さまざまな活動を通じて現代社会のあり方や仕組み、女性のワークライフバランスを模索・探求し提言をしています。




コメントをどうぞ

投稿されたコメントはサイト運営者の承認後に公開されます。
個人情報を含む内容(個人名等)及び個人的な相談等は公開を控えさせて頂きます。

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。
内容を入力して、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。(htmlタグは使用できません)

*