Vol.8 色の使い方で気分が変わる?!

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投稿日:2013/06/15

スマートで賢い女の生活術 
~暮らしを快適にするインテリアのコツ~

Dr.サーラです。「賢い女の生活術~暮らしを快適にするインテリアのコツ~」へようこそ。

色は組み合わせや使い方を工夫すれば、毎日の生活がとても楽しくなります。一方、視覚的に色から受ける感覚は、人の心理面にも影響します。うまく使えば、心地良くもなりますし、逆に不快な思いを抱くこともあります。色で人の行動を変えることもできるのです。その効果を狙い、色彩心理学の考え方を生活や職場に上手く取り入れているケースもあります。今回はそんな事例についてお話しましょう。「色」に関する豆知識、知っておいて損はありません。

3.色、いろいろ。簡単にできるカラーコーディネートのつぼ

その4 色の使い方で気分が変わる?!

「色彩心理学」ってご存知ですか?あまり聞き慣れないかもしれませんが、一言でいえば、色や、その組み合わせが、人の心理や行動にどのような影響を与えるのかについて研究する学問のことです。たとえば、赤からは鮮やかで活動的な印象を受けますが、青は、その逆で、静か、落ち着く、といった感じをうけるでしょう。グレーや黒はちょっと沈んだ気持ちになりますし、白は清潔感が漂います。

身近な食べ物を思い浮かべてみましょう。サラダに赤い「トマト」や「パプリカ」が入っていると、見た目も鮮やかで食欲が湧きますよね。では、青はどうでしょうか。緑の食材はいっぱいありますが、青となると・・・。もし、青色の食材がお皿に入っていたら、めずらしいと思うかもしれませんが、積極的に食べよう、という気持ちにはなりにくいかもしれませんね。

青には食欲減退効果があるといわれています。そのことを利用し、最近では、ダイエットを目的とする女性のために、室内の一部にブルーの壁紙を使ったユニークな女性専用のシェアハウスも登場したと聞きました。なるほど、そういう使い方もあるのですね。

色の使い方の身近な例として、生鮮食料品が挙げられます。スーパーの鮮魚売り場等では、マグロといった赤身の魚の脇に、よく大葉が添えられているのを見かけますね。大葉には抗菌や防腐作用があるのはもちろんですが、あれは赤とは真逆の緑色を使うことで、魚の赤身の色を一層際立たせ、新鮮で美味しく見えるような効果ももたらしているのです。

赤と緑、青と橙といった色の組み合わせは、それぞれが正反対の色で、このことを補色関係にある、といいます。補色にはお互いの色を引き立たせる効果がありますから、前回お話したアクセントカラーとしても素適ですし、うまく使えば良い効果が得られます。

一方で、補色は時と場合により、別の影響をもたらすことがあります。たとえば、最近、ドラマ等で、よく、医師や看護師が緑色の手術着を着ているのを見かけますよね。手術室の壁にも緑色のタイルが使われていたりします。なぜ、手術着や壁は白くないのでしょう。これは、手術中に赤い血を見ることの多い医師らが、ふと、回りに目をやった時に、白い背景に赤い血の色の補色、つまり緑色が残像として浮かび上がるのを防ぐためです。残像がチラつくと、集中力が欠ける等の原因になりますから、背景をあらかじめ緑色にしておけば、残像の色を吸収することができるのです。

このように、色はさまざまなことに影響を及ぼします。次回も「色彩雑学編」(笑)をお届けします。

Dr. サーラ

ライター/エッセイスト。インテリアコーディネートを学んだ後、住宅関係の仕事や出版社で編集アルバイトを経験。その後、主に経済誌やWEB、企業媒体向けに取材・執筆活動を行っている。主な著作に「働く女は機械にツヨイ」「お喋りな冷蔵庫」などがある。




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