Vol.10 ファブリックの話

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投稿日:2013/09/06

スマートで賢い女の生活術 
~暮らしを快適にするインテリアのコツ~

Dr.サーラです。「賢い女の生活術~暮らしを快適にするインテリアのコツ~」へようこそ。

さて、今回はファブリック(布・織物)の話です。今、私たちの身の回りには、数え切れないほどの種類のファブリックが溢れています。色といい、織りの種類といい、模様といい、実にさまざまで、何より、その部屋を使う人の好み・嗜好が最も表れるのがファブリックなのではないかと思います。ここではごくごく基本的なことをお伝えします。是非、参考にしてみてくださいね!

4.ファブリックの話

その1 柄はいっぱいあるけれど

もう随分前のことになりますが、自宅を好きなようにコーディネートをしようと計画を立て、カーテン、ベッドカバー、それにクッションを同じ小花模様のファブリックで統一したことがあります。

カーテンとクッションは良かったのですが、ベッドカバーは寸法も大きいことから、ファブリックだけで結構な出費となってしまいました。以来、「ファブリックを揃えると、高くつく!」という情報が私にインプットされてしまいました(笑)。

ファブリックにも無地のものや、花模様、水玉、ストライプにチェック、それに幾何学模様など、バラエティーに富んだ種類があり、選ぶ時に目移りしてしまいますよね。インテリアコーディネートにおいて、どの柄のものをどのように使わなければならないか、どのように組み合わせなければならないかという杓子定規な決まりはありません。けれども、それらの柄や模様は、カラーコーディネートと同様、使われる面積が大きければ部屋の印象も変わってきます。

たとえば、花柄。特に、大きな柄で、カーテンやベッドカバーなどに使われれば、クラシックな感じになりますし、ストライプの場合は、都会的でシャープ、それにシンプルな雰囲気になります。チェックはややカジュアルな印象に、そして水玉は大きさや色、デザインにより、可愛らしい感じにも、洒落た感じにもなります。ただ、それぞれの柄の持つ個性がありますから、複数の異なる柄を1つの部屋で組み合わせる場合は、注意しましょう。

同じ部屋の中で、カーテンをチェックにし、ソファには花柄を、カーペットには幾何学模様、というように、個性の強い柄を広い面積を持つアイテムに使って組み合わせると、お互いが主張しすぎて、かえってまとまりのない部屋になってしまいます。

異なる柄を1つの部屋で使いたい場合には、どこか1カ所、ポイントとなる場所を決め、それと関連付けができるような柄や色を持つアイテムを他の場所に使うのがオススメです。もし、ややはっきりした太いストライプ柄のラグを使う時には、ベッドカバーには、淡い同系色で、細いストライプ柄を用いるといった工夫をしてみてはいかがでしょう。

オフホワイト地に単色の花模様がプリントされたベッドカバーと、そのベッドカバーの花柄と同じ色のストライプのクッションといった組み合わせも良いですね。花模様とストライプは調和しにくいように感じるかもしれませんが、クッションの面積はベッドカバーに比べ、とても小さいので、この場合、気にならないでしょう。逆に、ストライプのベッドカバーに花柄のクッションというパターンも考えられますね。

1つの部屋の中で、複数のアイテムに柄もののファブリックを使う際に、シンプルで失敗のないやり方は、同一の柄のファブリックを用いることです。たとえば、花柄のカーテンとソファ。それらの花模様に使われている色と同じ色の無地のクッションをソファの上に置いてみましょう。ポイントとなるアイテムの中で使われている色と同じ色を小物に使う技です。「Vol.7 アクセントカラーで部屋を変身させよう!」編でご紹介しましたが、そうすると、ポリシーのある部屋に見えます。

ただ、色の濃いチェック柄や太いストライプ、派手な花柄と言った主張の強い模様は、たとえ同じ模様でも一つの部屋の中で何箇所も使うと、やや強すぎて、部屋全体のバランスが悪くなる場合があります。そういう時には、1つか2つのアイテム(たとえば、タペストリーとベッドカバー)に強い柄のファブリックを使い、他の場所(たとえば、カーテンなど)にはシンプルであっさりしたタイプのファブリックを使うとバランスがとれた部屋になるでしょう。

ファブリックの場合、柄だけでなく、その色合いによっても雰囲気が変わってきます。たとえば、オレンジ系のストライプや赤味がかった幾何学模様、それに、茶系のパターン柄のファブリックなどはアジアンテイストとして使えます。また、花をモチーフにした柄では、花の色を土や木がイメージできるアースカラーなどにし、白を基調とした家具や、生成りなどのファブリックと合わせれば、ナチュラルなインテリアを演出することができます。モノトーンのストライプやシンプルな色の幾何学模様は、モダンな部屋にも良く合うでしょう。

最近はファブリックを使ったお洒落なロールスクリーンも良く見かけます。窓に取り付けたり、部屋のちょっとした間仕切りにしたりするなど、さまざまな使い方が楽しめます。絵画のような柄や洒落たプリントのものがありますから、使い方次第で、それだけでもアートとして楽しめそうですね。

Dr. サーラ

ライター/エッセイスト。インテリアコーディネートを学んだ後、住宅関係の仕事や出版社で編集アルバイトを経験。その後、主に経済誌やWEB、企業媒体向けに取材・執筆活動を行っている。主な著作に「働く女は機械にツヨイ」「お喋りな冷蔵庫」などがある。




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