Vol.82 ストレスの大小で仕事を考えてみる

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投稿日:2014/01/15

心の中からキレイになる! 
仕事の中の悩みを小さくして、キレイになるためのヒントをお届けします!

 
みなさん、こんにちは!
キャリア・カウンセラーの錦戸かおりです。
2014年になりましたね。どんなお正月を過ごされましたか?
遅ればせながら、今年もどうかよろしくお願いいたします(^_^)v
 
 
さてさて、今日のテーマはストレスと職業。
ちょっと面白い記事がありましたので、ご紹介しますね。
 
ウォール・ストリート・ジャーナル 14年1月8日
「ストレスが最も高い職業と最も低い職業ランキング2014年版」
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304387404579307451353828272.html?dsk=y
 
 
なんて魅力的なタイトルだろう! なんて思いながら私は見てしまいました(笑)。
今、仕事でストレスを抱えている人は、つい目が行ってしまうのではないでしょうか。
 
 

■ ストレス ランキング

 
米求人情報サイトのキャリアキャスト・ドットコムが毎年調査を行い、肉体的な辛さや、締め切りの有無、競争の激しさ、出張の頻度など、11のストレス要因を照らし合わせて、ストレスが最も強い10の職種、最も小さい10の職種を発表しているそうです。
 
それによると今年のランキングは…
 
・最もストレスの多い職業
1.下士官兵 84.72
2.将官 65.54
3.消防士 60.45
4.パイロット60.28
5.イベントコーディネーター 49.93
6.広報部門の幹部 48.52
7.企業幹部(上級) 47.46
8.記者(新聞) 46.75
9.公務員 46.66
10.タクシー運転手 46.18
 
・最もストレスの少ない職業
1.聴覚訓練士 3.35
2.ヘアスタイリスト 5.41
3.宝石職人 7.26
4.大学教授(終身在職権付き) 8.43
5.仕立屋 9.5
6.栄養士 10.24
7.医療事務管理士 10.5
8.図書館員 10.58
9.マルチメディアアーティスト 10.94
10.機械工 11.32
 
 
どうですか? ご覧になっての感想は… 
アメリカと日本で違いもあるので、一概に参考にはなりませんが、こんな観点から仕事を考えてみるのも良いかもしれませんね。
 
ただ、これはあくまでも参考です。
ストレスの小さい職業に就きたいと思っても、誰もが聴覚訓練士になればよいというものではありませんよね。同じ聴覚訓練士になっても、強いストレスを感じる人だっているでしょう。それって何が違うの?  知っておいていただきたいポイントをいくつか挙げますね。
 
 

■ 一般的にストレスの少ない仕事と自分にとってストレスの少ない仕事

 
先ほども書きました通り、同じ職業についても人によって、また環境によってストレスの大小は異なります。それはどうしてでしょう?
 
これには3つのポイントがあるかと思います。
 
*やりがいとの関係
 
*適性との関係
 
*環境の変化
 
1、まず、やりがいとの関係。
 
みなさんはご自分がどこにやりがいのスイッチを持っているかご存知ですか? 自分のことなのに意外とわかっていない場合が多いかと思います。
同じ仕事をしても、どこにやりがいを感じているかは人それぞれです。例えば花屋さんで働いていることを想像しましょう。花に囲まれて仕事をしているだけでとっても幸せ! という人もいるでしょう。また花束を作っているときがすごく幸せ! という人もいるでしょう。もしかしたら出来上がった花束を渡したときのお客さんの笑顔を見ると、ガッツポーズしたくなる! という人もいるかもしれません。
 
こんな風に幸せを感じられるポイントがあれば、とても寒い環境だって、すごく嫌なお客さんが来たって、それほど大きなストレスにはならないでしょう。でも、特に花は好きではないし、好きでもない花束を作って、お客さんに喜ばれても、それほど嬉しくないという人もいるでしょう。そういう人にとっては、暖房のない環境や、ややこしいお願いをしてくるお客さんは、おおきなストレスになりかねません。
 
2、次に適性との関係。
 
現実的な問題として、どうにも適性が合わなくて大きなストレスを抱えるというケースは起こります。かなりの部分、努力でどうにかなることが多いのですけれどね。
たとえばじっくり深く考えて仕事を進めたい人が、ものすごいスピードが必要な仕事をしたら、それは慣れるまでにとても時間がかかるでしょうし、ストレスも大きいでしょう。
 
 
3、最後に環境の変化。
 
どんなにやりがいを感じられて、適性もあっていて、一般的にストレスが小さいと言われている仕事に就いていても、とんでもない常識はずれな上司が異動してきてしまったらどうでしょう? あるいはとんでもなく遠くにオフィスが移転してしまったらどうでしょう? 毎日往復5時間かかる通勤はとてもストレスフルですよね。こおのように人間関係や場所など、変化してしまう可能性はどんなに事前に考えても残念ながら防ぐことはできません。
 
 
どうですか? 一般的にストレスが小さくても、他の要因との関係で一概に言えませんよね。
最後の通勤5時間だって、それでもその会社に通いたいと思えるほどの何かがあるケースだってあります。
やりがいだけで、決められるわけでもなく、適性だけで決められるわけでもなく…。
職業選択は、いろんな要素が混ざり合って考えなければいけないので、本当に難しいですね。
 
でもね、思うんですけれど、やりがいや適性を例えぼんやりとでも、できるだけ知っておくことはとても大切なことだと思います。それを知っていることで、「こんなはずではなかった!」ということを最小限にすることは可能ですから! 3、の環境の変化は自分ではどうにもできないことが多いので、あらかじめ対策を練ることは難しいですけれどね。
 
 
今日はストレスの大きい、小さいで職業選択について考えてみました。
新年最初から、ちょっぴり硬い話題になっちゃいましたね。次はもう少し柔らかく行きたいな~。
 
ではでは、今日はこれにておしまい。またお会いしましょう!
 
kireiワーク 旅行が大好きなやんちゃ坊主、がんのすけくん! 
Photo By 「 YH 」
 
 

錦戸かおり

個人のキャリア開発支援を行う「がんばれ工房」主宰。キャリア・カウンセラー、産業カウンセラー。女性と仕事の未来館にて、キャリア部門の特別相談員。毎日コミュニケーションの転職サイト「マイナビ転職」にてコメントの執筆なども担当している。一人一人のクライアントと長いお付き合いをすることで、キャリアのホームドクターとして活動している。
2009年10月『働く女性が35歳の壁を乗り越えるためのヒント』を発売(河出書房)
がんばれ工房 http://gambarekoubou.com/




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