Vol.13 まずは部屋との調和を考えましょう

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投稿日:2014/07/25

スマートで賢い女の生活術 
~暮らしを快適にするインテリアのコツ~

Dr.サーラです。「賢い女の生活術~暮らしを快適にするインテリアのコツ~」へようこそ。

すっかりご無沙汰してしまいましたが、今回から家具についてお話します。家具屋さんに行くと、豊富な種類やデザインに目移りしますが、自分のフィーリングにピッタリ合うものって、なかなか見つけられませんよね。かといって、気に入ったら即、購入できるというものでもありません。そもそもどういう家具を置けば、部屋を広く見せることができるのか、部屋の雰囲気に合わせることができるのか、悩みはつきません。

1.部屋の欠点を目立たなくさせる家具選び 

日本の家屋といえば、かつて「ウサギ小屋」と揶揄されたように、「狭い」という印象があります。そんな部屋に家具の他、家電製品や雑貨類が詰め込まれているため、一層空間が狭く見えてしまいます。そこで、今回は部屋を少しでも広く見せられるようなポイントを考えてみましょう。

まずはサイズ。新居に入れる家具をせっかく買ったのに、いざ搬入できなかったというようなことにならないよう、あらかじめ家具を置く場所を考え、そのスペースと家具両方の寸法をきちんと測った上で計画を進めるのが基本です。

サイズや場所が決まったら、早速家具選び。Vol.6の「色は部屋の欠点もカバーする」では、部屋の欠点を目立たせなくさせる室内のベースカラーについて、お話しました。家具も配置や材質を工夫することで、部屋の狭さを目立たなくさせることができます。

たとえば、スペースがある程度限られている部屋にオススメなのは、ガラスやアクリル素材の家具です。透明ですから圧迫感が無く、部屋を広く見せることができる上、カーペット敷やフローリングの部屋にも、そして壁紙の柄にも合わせやすいという特徴があります。

もちろん、それ以外の材質でも、色や質感を揃えることで、統一感や広がりのある空間を演出することができます。たとえば、家具を白色で統一すれば、清潔感が出ますし、室内も広く感じます。また、木製の家具はナチュラルなインテリアによく合いますし、布張りの椅子であれば、その柄によって、クラシックな雰囲気の部屋にもモダンな部屋にもフィットさせることができるでしょう。逆に、お気に入りの家具を部屋のアクセントとして強調すれば、その家具が置かれている部分に視線を集めることで、部屋全体の欠点を目立たなくさせるような見せ方にすることもできます。

ソファにお洒落なベッドカバーや大きめのファブリック、麻の布などをかければ、季節感を上手に演出することもできます。うっとうしい梅雨の時期や、暑い夏を凌ぐために、少しでも爽やかな雰囲気にしたいものです。

さて、家具選びのポイントで重要なのは、大きさです。天井がさほど高くない日本の住宅には、腰高よりも低い高さの家具を置いた方が、空間にゆとりを持たせることができて、部屋も広く感じられます。家具の高さと奥行きの両方を揃えることができれば、すっきりとした空間になりますが、既製品の場合、それはなかなか難しいもの。高さの異なる家具を配置する場合には、入り口に近い方から高めの家具を置き、奥に行くに従い、徐々に低い家具を配置すると、部屋に奥行き感を出すことができます。

けれども、それができない場合には、扉のない家具や、オープンタイプの飾り棚などで代用すれば、存在感や圧迫感が少なくなるばかりでなく、お洒落な収納としても活用することができますね。

窓など部屋の開口部やコンセントは、なるべく家具でふさぎたくないですし、動線(通路など、人が通る所)は確保しなくてはなりません。家具を揃えるのは楽しいですが、必要以上に物を置かないのが、賢いやり方です。

家具には実にはさまざまな表情があります。たとえば、ダイニングテーブル。家族が食事時に集えば、団らんの中心になりますし、ノートパソコンを置けば、書斎に早変わり。手作りの手芸品を飾ればディスプレイ用のテーブルにもなります。家具は大切にすれば長く使えるもの。人生の中のどういう場面でどんな使い方をするのかをイメージしながら、デザインや大きさを考えてみましょう。

時々、部屋の広さに比べ、とてもボリューム感のあるソファが置かれているのを目にすることがあります。家具は見た目もさることながら、それが置かれている部屋との調和は大切にしたいもの。部屋の広さや他の家具とのバランス、全体の雰囲気などを思い浮かべながら選びたいですね。

Dr. サーラ

ライター/エッセイスト。インテリアコーディネートを学んだ後、住宅関係の仕事や出版社で編集アルバイトを経験。その後、主に経済誌やWEB、企業媒体向けに取材・執筆活動を行っている。主な著作に「働く女は機械にツヨイ」「お喋りな冷蔵庫」などがある。




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