第1回 ワン・ニャン、シャンプーでの健康チェック

Home > ライフスタイル > kirei ペットケア > 第1回 ワン・ニャン、シャンプーでの健康チェック
投稿日:2015/05/20

「きれい生活研究所」読者の皆様はじめまして!
トリマー・高橋由香里です。

皆さんの中には、ワンちゃん・ネコちゃんを飼い、一緒に暮らしている方も多いと思います。
そこでこれから、ワンちゃん・ネコちゃんと毎日を楽しく暮らすためのケア法をお伝えしていこうと思います。

第1回目は「シャンプーでの健康チェック」です。

実は数日前、私たちが初めて主催する「シャンプーセミナー」があったのですが、これが予約殺到ですぐ満員御礼になってしまい、翌月も行うことになりました!
「どのようにシャンプーすれば、なお良いか」
スキルアップを求めている飼い主さんが多い、ということを実感しました。参加者は皆さん、シャンプーの注意ポイントとコツをつかんでくださいました。

ネット上でシャンプー法を実際に体験…とはいきませんが、今回は飼い主さんができる健康チェックポイントを中心に記していきますね。

Q.なぜワンちゃん・ネコちゃんにシャンプーをするんですか?

A.もちろん、シャンプーは皮膚と被毛の洗浄になるからですが、もう一つの重要な役割は、大切なペットの「健康チェック」につながるからです。

Q.どのぐらいの頻度でシャンプーすればいいですか?

A.ワンちゃんの場合は、最低でも3週間に1回はシャンプーしてあげましょう。なぜ3週間か?というと、ワンちゃんにも人間と同じように肌の再生サイクル(ターンオーバー)があり、それが約21日(3週間)だからです。

ネコちゃんのターンオーバーもワンちゃんと同様、約21日です。でも、ネコちゃんの場合は、3週間に1回の周期でシャンプーをすると、大きなストレスを与えてしまいます。だって、ほとんどのネコちゃんは「お水が大キライ!」(笑)。
できれば年に3~4回程度、季節ごとのシャンプーとか、ニオイがきつくなってきたらシャンプーする、という感覚で十分だと思います。
普段は3週間に1度くらいの割合でブラッシングをしたり、できるようであればお湯で濡らしたタオルを軽くしぼり、汚れた部分をふき取ることをおすすめします。
ネコちゃんは、発情期にニオイがきつくなることが多いので、その傾向が強いようであれば、動物病院に不妊去勢手術を相談されてはいかがでしょうか。

●実践!シャンプー前の健康チェック

[ 1 ] まずは皮膚に変化がないかチェック!

1. 皮膚は赤くないですか?
2. フケは出ていませんか?
3. 毛が薄くなっている(ハゲ)ところはありませんか?
4. 急に体臭がキツくなった、ということはありませんか?

など、気づいてあげることが大切です。
[ 2 ] 直接触りながらの健康チェックも大事!

1. 毛や皮膚がベタベタしていませんか?
2. シコリや腫れ物はありませんか?
3. 背骨や肋骨がゴツゴツしていませんか?
4. 前の3と逆に、背骨や肋骨があまり触れなくなっていませんか?

3と4は「理想の体型かどうか?」、やせた?太った?という目安になります。
●シャンプーは病気の早期発見をする機会!

ワンちゃんやネコちゃんの皮膚のバリア機能が低下することで、皮膚病や体調不良につながることがあります。
また、シャンプーは皮膚の異常だけではなく、隠れている病気を発見することにも役立つケアです。特に、腹部などをマッサージしながらシャンプーすることで、乳腺腫瘍などの早期発見につながることがあります。

特に、ネコちゃんは自分で体をなめて毛づくろいをしている姿をよく見ますよね? もし、なめている箇所が臭かったり、変なニオイがする、または最近毛づくろいをしなくなった…と感じた時は、口内炎や内臓の病気が隠れているかもしれませんのでご注意を。

上記のような異常が感じられたら、動物病院へ連れて行ってあげてくださいね。

夏に向かうこれからの季節、ノミやダニが原因で皮膚の赤み・かゆみも多く見られるようになってきます。しっかりと予防をしてあげましょう。

次回、Kireiペットケア 第2回は「皮膚のトラブル」を予定しています。
私たちの病院でも、やはりワンちゃん・ネコちゃんの皮膚トラブルの相談が多いんですよ。「こういう皮膚の状態は…こんな病気が考えられます…」という話や、皮膚トラブルを予防するケア法など、当院の獣医師の話もまじえてお伝えしていきますね。

高橋由香里

トリマー。動物の皮膚科専門の病院セミナーにおいて、それぞれのワンちゃん・ネコちゃんに合った一番良いシャンプーの選び方や、皮膚の対処法を学ぶ。現在は、うちだ動物病院(神奈川県)内でトリマーとして活躍。認定パピースタッフを目指して、しつけ・問題行動などについて専門的に学ぶ。より高度なトリミングを探究している。

うちだ動物病院 トリミング
http://www.uchida-animal-hospital.com/trimming/index.html
うちだ動物病院
http://www.uchida-animal-hospital.com/index.html




この記事へ 6 件のコメント

水まんじゅう

2015年6月2日 at 5:37 am

丁寧な説明ですごく分かりやすかったです。語り口調も優しく暖かい人柄を感じました。次回が楽しみです。

    高橋由香里

    2015年6月2日 at 12:33 pm

    水まんじゅう様
    こんにちは、高橋です。
    初コメントたいへん嬉しかったです。ありがとうございました!
    このコラムを楽しんで読んでくださっている水まんじゅうさんもきっとペットと暮らしているのでは?
    ワンちゃんですか?ネコちゃんですか?ぜひ、お聞かせくださいね。
    私も、初めてのコラム執筆でなかなか文章で伝えることは難しいな・・・と感じておりますが、水まんじゅうさんや皆様のペットケアに少しでもお役に立てればと思います。
    毎月、読んでいただけるとありがたいです。
    これからもよろしくお願いいたします。

      水まんじゅう

      2015年6月8日 at 2:10 am

      お返事ありがとうございます。残念な事に、私自身は住宅事情の為ペットは飼えないので、もっぱら猫の多頭飼いをしている友人の家にちょこちょこ癒されに行ってるんです。そこで、たまにシャンプーの手伝いをさせられたりするんですが、そうなるともう癒しとは程遠い・・・大惨事が!(笑)何とかストレスを軽減させてあげたいんですが、(猫本人?飼い主)何かコツのようなものはありますか?プロ直伝の秘法をお教え願えませんでしょうか?

        高橋由香里

        2015年6月9日 at 3:35 pm

        水まんじゅうさんへ
        お返事ありがとうございます、高橋です。
        お友だちの家には何匹のネコちゃんがいるのでしょう?ネコちゃん見ているだけで癒やされますよね・・・。
        飼うことができない環境でも、ネコちゃんと触れ合う場所があるっのて幸せですね!
        シャンプーのお手伝いをする水まんじゅうさん!癒しからの大惨事、想像できますよ!(笑)
        動物のストレスは、飼い主さんにとってもストレスですよね。
        ポイントはお水に慣らすことです。
        例えば、ベビーバス(衣装ケースなど)にお湯を半分くらい溜めて、ネコちゃんの手足だけつかるようににしてみてください。お水に慣れてきたら、次から少しずつ水位を上げていくことがおすすめです。
        多少の汚れであれば市販のムースシャンプーでも十分だと思いますよ。
        この時にネコちゃんの好物を使って、気をまぎらしながらシャンプーするのも良いと思います。
        Tryしてみてください。ご報告をお待ちしていますね。

あまね

2015年6月15日 at 7:27 am

はじめまして、こんにんちは
コラムじっくりと読ませていただまきした。
我が家ではワンコとニャンズがおりますが、猫の方は13歳、15歳と高齢です、シャンプーは一年に二度程水洗い程度です。最近弱ってきた15歳の子のシャンプーについてとても躊躇してます。まあ、もともと洗われるのが嫌いな子なので、毎回流血の惨事ですけどね(笑)次回も楽しみにしております。

    高橋由香里

    2015年6月19日 at 10:27 am

    あまね様
    コメントありがとうございました。
    私のコラムをじっくりと読んでくださったこと、とても嬉しいです!
    あまねさんはワンコとニャンズを飼っているんですね。どんなワンコを飼われているんですか?
    ニャンズは高齢・・・ということで、体調管理も必要ですよね。
    そして流血・・・大惨事!!(笑)
    高齢になるとストレスの他に体力消耗にもつながりますので、躊躇される気持ちはすごくわかりますよ。
    次回もぜひご覧ください。これからもよろしくお願いいたします。

コメントをどうぞ

投稿されたコメントはサイト運営者の承認後に公開されます。
個人情報を含む内容(個人名等)及び個人的な相談等は公開を控えさせて頂きます。

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。
内容を入力して、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。(htmlタグは使用できません)

*