投稿日:2015/11/25

皆様こんにちは。フラワーデザイナーYURIです。
今回は“こだわりの大人ウェディング“と題していますが、実は花嫁さんが私の大学時代の後輩ということで、当日の様子も少し交えて書かせていただきますね。

ウェディングの準備にとりかかる時、全体のコンセプトやテーマを決めることが多いと思います。ドレスやブーケ、会場装飾、さらに席次表や席札などの小物など、ウェディングの準備には決めることがたくさん。テーマが決まっているだけで進行がスムーズになりますよね。

今回の花嫁Kさんの場合は、テーマカラーを「紫」に決めました。そして、秋っぽくて大人っぽいレストランウェディングに。

イメージ通りのウェディングを叶えるために依頼をいただいたのは、Kさんの持つ花嫁のブーケ、花婿さんの胸ポケットに添えるブートニア、Kさんの親友たちのためのリストレットです。これら3点のウェディングアイテムを、アーティフィシャルフラワー(高品質の造花)を使って45,000円以内で。そして、詳細を一緒に話し合いながら決めていきました。

まずとりかかったのがブーケです。 おおぶりなブーケで、形は花々をざっくり束ねたようなフォルムがご希望。“花や葉もラフにはみだした感じ”と伝えてくれました。好きなお花はたくさんあるそうですが「芍薬は必ず入れたい」とのこと。

【花材集め】

Kさんは美人でスタイル抜群、皆が振り返るような素敵なオーラを持った女性。そんなKさんをイメージし、美しい花々を揃えました。芍薬のほかにトルコキキョウ、カーネーション、ネリネ、アジサイなど、濃い紫、淡い紫、青みを帯びた紫、赤みを帯びた紫など、さまざまな紫で華やかさを演出します。Kさんのリクエスト「ラフに飛び出す感じ」を表現するのは、ツル系植物のテッセンや、丸い葉が可愛いユーカリなどで。

これら紫の色合いを決めるにあたって参考にしたのは、すでにKさんが用意していたブライズメイドのドレスの色。花嫁の付添人であるブライズメイドはKさんの5人の親友がつとめます。ブライズメイドが着るドレスの色と、花嫁のブーケに統一感を持たせる点も、今回のフラワーデザインのポイントです。
ブライズメイドの手元に巻くリストレット(リストブーケともいいます)は、お花をあしらったリボンを手首に結べば、パッと手元が華やかになります。こちらも花嫁のブーケと同じ色合いを使いました。


【出来上がったリストレット】
5人のリストレットは同じ花材ですが、少しずつお花の配置を変えてみました。

お花の間には紫と薄い黄色のストライプのリボン、手元に巻くリボンはサテンのリボンを使用。仲良し5人の、思い出の一品にもなると嬉しいです。


【ブーケ】
グリーンを使って外側に向かって動きを出し、小花は大きな花の間から顔を出すようにまとめることで、“花も葉もラフにはみだした感じ”というオーダーを表現しました。大きさは、Kさんの顔が隠れてしまうくらいのおおぶりなブーケ。Kさんのご希望・芍薬は、紫の花々の中で、大きく真っ白く存在感をはなっています。

花婿さん用のブートニアも紫のリボンで。こちらも華やかな雰囲気に仕上げました。

【いよいよパーティー本番。】

美しい花嫁Kさんの登場に、会場が息を飲みました。スレンダーなドレスにおおぶりなブーケはバランス良くマッチしていました。
「YURIさんにいっぱいわがままを言ったけど、私の希望をすべて叶え、イメージ通りに作っていただき、感動です!」というKさんの言葉に、ホッとしたと同時に胸がいっぱいになりました。

素敵なお二人や可愛らしいブライズメイドたち、皆で作り上げるウェディングに私もお花を通してお力添えが出来たこと、本当に光栄でした。

【さいごに】

今回のウェディングのコンセプトカラーは紫でした。
カラーセラピー的に「紫」は高貴や優雅さを象徴する色。エレガントな大人ウェディングを目指すには最適な色と言えるでしょう。

次回は、年々広がりを見せる「フラワーバレンタイン」をお伝えしたいと思います。どうぞお楽しみに。

YURI フラワーデザイナー

ウェディングフラワーや贈り物のアレンジメントのフラワーデザイン、店舗・レストランや個人邸宅内を飾るトータルフラワーコーディネートを行う。 「お客様と話し合う時間を多くとり、イメージの共有を大切にした上で作りあげる」のがYURIのフラワーデザインのコンセプト。
母の影響で幼少期より華道(草月流)を学ぶ。
薬剤師。アロマセラピーアドバイザー。フラワーライフセラピスト。
ErvaNote http://ervanote.com/




コメントをどうぞ

投稿されたコメントはサイト運営者の承認後に公開されます。
個人情報を含む内容(個人名等)及び個人的な相談等は公開を控えさせて頂きます。

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。
内容を入力して、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。(htmlタグは使用できません)

*