投稿日:2015/05/25

「きれい生活研究所」読者の皆様、はじめてお目にかかります!
フラワーデザイナー・YURIです。

女性にとって素敵なウェディング・シーンは、やはり憧れのイベント。できるだけ自分の想いをパーフェクトに実現したい! と思いますよね。
私は、そんな憧れのウェディングを“フラワーデザイン”という面からサポートする仕事もしています。

私はお客様とコミュニケーションの時間を多くとり、その方のイメージをできるだけフラワーデザインに生かすことを大事にしています。
今回はAさんという女性のウェディングブーケが、どのようにデザインされて、晴れの日を迎えたのか、お伝えしていきますね。
皆さんがご自分用・お友達用またはご親戚用にウェディングブーケのデザインを依頼する際に、参考にしていただければありがたいです。
また、普段お花を飾る時の、デザインの参考になればと思います。

【白いユリと赤い牡丹(ぼたん)のウェディングブーケ】

依頼主はちょっと身長が高く、すらっとした美人のAさん。
ご自身のウェディングブーケをご希望です。ご予算は20,000円。


ポイント1 ドレスに合わせたフラワーデザインを
トレーンの長い、大人っぽいウェディングドレスをお召しになるとのこと。すらっとした雰囲気を持つAさんにふさわしいドレスですし、ものすごく美しく見えるはずです。
そこで私は、Aさんのすらっとした美しさや、長いドレスをより引き立てる“キャスケードブーケ”をご提案しました。
花材は今回、生花をよりリアルに再現し、さらに生花にはない美を表現した高品質の造花・アーティフィシャルフラワーを使いました。Aさんは挙式後もこのブーケを飾っておきたいとご希望されたので、耐久性が良く、数年楽しめるアーティフィシャルフラワーをおすすめしました。また、造花は季節を問わないので、使いたい花をいつでもデザインに取り入れられます。

ブーケのデザインには、丸くてかわいらしい“ラウンド”、楕円形でふんわりとした“オーバル”、茎を自然な形で束ねた“クラッチ”などがありますが、今回は縦長のラインで流れるようなシルエットが特徴の“キャスケード”がおすすめ。Aさんも気に入ってくださいました。

ポイント2 式場のムードにも合わせたデザインに
ウェディングの式場は格式の高いホテルで、広いスペースとのことでした。少しクラシカルで高級感あふれる会場では、華やかすぎたり、キュートすぎたりするよりも“王道ブーケ”がしっくりきます。
とはいえAさんのパーソナリティは活動的で現代的。なので、彼女の個性も活かしたいと思い、「白いユリの中に、大輪の赤いボタンを入れたい」とご提案しました。真っ白なユリの中にAさんの個性を象徴するような真紅が入ったデザインをイメージしました。

ポイント3 花材以外のリボンなどにも気をつかい完成度をアップ
実は、ブーケ作りでは花材選びやフラワーデザインに集中してしまい、それ以外のあしらいに気が回らないことがあります。例えば、ブーケをあしらうリボンの色・幅・形などで、より完成度の高いウェディングブーケができあがります。

プロセス
その後、フラワーデザインのサンプルをAさんにお見せしました。
Aさんは、ブーケの形やあしらいなどについて気に入ってくれましたが、さらにAさんのイメージに近いブーケにするためのご要望をお聞きしました。すると「もう少し彩りがあってもいいかな、もうちょっと長く見せた方がいいかも」とおっしゃいました。
そこで、ピンク色のバラを加えて彩りを加え、利休草とグリーンネックレスで長さをプラスしました。

完成
そして、完成したブーケにAさんは満足してくださいました。滝のように流れるキャスケードブーケによってAさんのイメージを表現することができ、二人で喜びを分かち合いました。

【さいごに】
Aさんのブーケに使ったボタンについて、ちょっと漢方のお話をしましょう。ボタンの根を包む外皮「牡丹皮」は血行を良くする効果があります。そのため、冷え性、月経不順、月経痛の改善などに使われます。ボタンは女性の味方、ともいえる漢方なんですよ。

「こういう花を飾る時はどうしたらいい?」「フラワーデザインのポイントを教えて?」など、ご質問がありましたらYURIまでお知らせくださいね。
皆さんのご意見・ご質問にもお答えしていきたいと思っています。

第2回は「室内ドアを彩るボールブーケ」を予定しています。
また次回お会いしましょう。

YURI フラワーデザイナー

ウェディングフラワーや贈り物のアレンジメントのフラワーデザイン、店舗・レストランや個人邸宅内を飾るトータルフラワーコーディネートを行う。 「お客様と話し合う時間を多くとり、イメージの共有を大切にした上で作りあげる」のがYURIのフラワーデザインのコンセプト。
母の影響で幼少期より華道(草月流)を学ぶ。
薬剤師。アロマセラピーアドバイザー。フラワーライフセラピスト。
ErvaNote http://ervanote.com/




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