『オーブントースターで美味しいスコーン』

材料 (小さいスコーン6個分)
無塩バター(できれば発酵無塩バター) 40gくらい
薄力粉 150cc
ベーキングパウダー 小さじ1/2
三温糖 小さじ1
牛乳 小さじ1~2くらい
※お好みで細かい紅茶葉 少々
おやつにも軽食にもぴったりなスコーン!
オーブンがないと作れないと思っていたスコーンですが、オーブントースターで簡単に作れるレシピを考えてみました。
本格的な味のスコーンをどうぞ気軽に作ってみてください!


お急ぎのときはナイフで小さめに刻むと早く柔らかくなります。
2.バターに三温糖をよくすり混ぜておきます。
3.そこへ薄力粉とベーキングパウダーをふるって入れます。
4.写真のようにポロポロ状になるまで軽く混ぜ合わせていきます。


6.生地を2等分します。片方にはお好きなフレーバーの紅茶葉を少し混ぜ、まとめておきます。
7.プレーンな生地・紅茶フレーバーの生地、それぞれを3等分して丸めます。
8.高さを1cmほどの円形に整え、アルミホイルを敷いたオーブントースター用の天板に並べます。


10.軽くきつね色に焼き目がついたら、上にアルミホイルをかけ、表面が焼けすぎないようにします。
11.そのまま5分~7分焼き、中まで火を通します(アルミホイルをかけてあっても加熱していくと表面にいい焼き色がついてきます)。



・今回は計量スケールがなくても計量できるように、メジャーカップ・小さじのみで軽量します。
バターは100gまたは200gのものを目分量で大丈夫ですので、40g切って使ってください。
・薄力粉とベーキングパウダーをふるう時、粉ふるいがなければザルで代用してください。
・オーブントースターは機種によって加熱温度設定が違いますので、焼き目をよく見てチェックしてください。
・スコーンを温めなおして食べる時は、アルミホイルに包んでオーブントースターで3分ほど温めれば、
焼き立てのように熱々になります。
・無塩バターは普段、トーストにつけたりお料理に使う有塩バターと違い、塩がまったく含まれいないバターです。お菓子の繊細な味をじゃませず、塩分がないためふっくらと仕上がりやすくなります。小さく切ってラップに包み、冷凍保存もできます。お料理に使う場合は少しお塩を加えるといいですね(有塩バターは100gに対してお塩が1.4g程度含まれています)。
・発酵バターは製造過程の生クリームの段階で乳酸発酵をさせたものです。バターの風味やコク、鼻腔にぬける香りが通常のバターより強いような気がします。発酵バターにも有塩と無塩タイプがあります。有塩はお料理全般に、無塩はお菓子作りに向いています。
・ベーキングパウダーはパンや焼き菓子に使われる膨張剤のひとつです。ケーキ・パンケーキ・マフィン・スコーン・クッキーなどに使われることが多いです。湿気を嫌うので缶や瓶の口をしっかりと閉めて保存しましょう。あまり使う機会のない方には小分け包装になったものをおすすめいたします。

K’s kitchen 入交啓子
日本雑穀協会資格認定者のいる料理教室、日本野菜ソムリエ協会認定料理教室 主催。 虎屋グラフィックデザイナー、ABCクッキングスタジオ、abc-キッズ、パンツエッタ貴久子氏のイタリア家庭料理教室「La Tavola di Tata」を経て独立。野菜ソムリエ&雑穀エキスパートの小さなお料理教室「K’sKitchen」を東京の自宅からスタート。 現在、ニューヨーク・ミラノ・東京の3都市に自宅兼お料理教室を置き、3カ国でお料理教室「K’s Kitchen Brera Milano」を主催。それぞれの国の料理を紹介すると共に、3カ国の料理をミックスするなど独創的なメニューを日々創造中。