投稿日:2018/12/13

ブラジル発「駐妻」に転職しました!
〜 ワーキングウーマン の ポジティブ ラテンライフ 〜

 
いくつかの体験レッスンを受けた後、ポルトガル語はジョゼ先生の教室へ行く事にしました。 地方都市カンピーナスでは英語はさほど通じない!ココで生きていくには最低限のポルトガル語は必要です。正直、駐在員本人は会社へ行けば日本語や英語の出来るスタッフが居ますが、妻達が円滑に日常を過ごすには言葉は切実!ましてやママ達は学校関係やお付き合いもあり子供のためにも必修科目です。生活が軌道に乗ったら、次はポルトガル語教室選びが重要課題、まずは「体験レッスン」へ行きます。

ここでは何でも体験OK!ブラジル人の試飲レベル以上のジュースの飲みっぷりにスーパーでは驚愕したほど、何でもディープにお試しします。語学学校も数あるスクールの中から選ばれるために「体験レッスン」にはかなり熱心です。 まず、ほぼ強制的に夫の会社が提携している語学学校へ案内されました。中には断りきれずその場で手続きしてしまう人もいる様ですが、私は駐妻日本語教師N子さんのアドバイスに従い、その日は体験レッスンの予約だけして帰ってきました。お値段も内容も良い学校ですが、当たり前に「来るよね」って感じがちょっとねぇ~「ノーと言える日本人」ってとこ、見せておきました!

次に、カンピーナス大学(優秀な大学です)教育学部の女子大生ユキちゃんに会いました。日系3世の彼女は家の中では日本語も使っているので、ほぼネイティブに近い感じです。学業の合間に、既に数人の駐妻に教えているようで、ちょっと忙しそうでした。

体験レッスンはしなかったけど、駐妻1番人気のファティマ先生は、主婦感覚フル活用。レッスン中にスーパーやクリーニング屋さんへ行く実践型で、その生活感たっぷりな現場に偶然遭遇してしまった!先生というよりお世話好きなブラジレイラって感じで、知り合いにはなりたいけど、習うのはちょっと違うかなぁ~。

実は、私、日本でも月に2回程度、日系人NA先生のレッスンを受けていました。彼女の誉めて伸ばすレッスンのお陰で、私はポルトガル語が大好きになりましたが、まだまだ。せっかくブラジルで暮らすのだから、日常生活で何とかなるだけでなく、語学としてもキチンと身につけたいし、その上で言葉を越えて友達も作りたいなぁ~。幸い時間はあるし、週2回、チョコチョコと通い、あとは生活の中で使って、とりあえず向こう半年50回ジョゼ先生にお世話になることにしました。

語学は先生との相性もあるけれど、私がジョゼ先生に決めたのは、彼が日本語を話さないからです。主な説明はポルトガル語、たまに英語で補足、日本語に頼る事なくレッスンを受けられるので、これなら上達するかな、という判断です、、が、正直、全身耳にしてるのでレッスン終わるとぐったり。(笑)

彼は70代のイタリア系ブラジル人。移民して来た両親の元、ブラジルで生まれ、ピッツァと甘いものが大好きな熱い男です。現役時代は、今はなきVARIGブラジル航空(ナショナルフラッグだったのに倒産した)に始まり、いくつかの航空会社を経て最後は英国航空に少しいて、引退後はこうして語学を教えているとの事でした。 火・木曜日の午後、教室へ通うことにしました。家から歩いて5、6分と便利だし、習い事へ行くのは楽しいものです。

ジョゼ先生はいつも扉の前で 待っていて、遠くから「Boa tarde(こんにちは)」と手を振り呼びかけてくれます。教室はこじんまりとして心地良く、部屋に入るとお水かエスプレッソが出され、飲みながらマンツーマンレッスンです。フリートークしたり、時々テキストを使ったり、宿題も出ます。授業中は結構厳しくて、細かいところもキッチリ訂正されます。ポルトガル語は名詞に性別がある上、動詞は変化が多く語尾が細かく変化します。適当に言うと、何度も言い直しさせられます。単語ひとつひとつも、簡単なものほど英語とは全く違うし、覚え甲斐があります。発音にもうるさいです。

そして、何より日常生活や家族のことをたくさん質問してきます。「週末は何した?」「どこへ行った?」「何を見た?」「誰と行った?」「何を食べた?」「どんな風に思った?」と、矢継ぎ早に質問されて、ポルトガル語でどんどん返さなくてはいけません。私には子供がいないので、必然的に夫の話が多くなります。カンピーナスは狭い世界なのに、勤め先のこと、趣味や好み、いつどこへ旅行し、これからどこへ行くか、全部ジョゼ先生には筒抜けです。同じくジョゼクラスに通うE美さんは、契約前に「レッスンで聞いた話は他言無用」と守秘義務について念を押したそうです。

そうなんです。悪気はなさそうですが、全般的にブラジル人ってお喋りというか、個人情報の感覚が日本人とはちょっと違うようです。最初の語学学校で体験レッスンをした時、担当の先生がいきなりスマホを取り出して動画を見せ始めました。「ねぇ、K子って知ってる?私は一緒にダンスを習ってるのよ。」って。そこには、私が知ってる駐妻の何人かがcha-cha-cháを踊ってる姿がありました。多分、共通の知り合いがいた方が親しみを感じて、私が彼女のクラスへ来てくれるのでは、と思ったのかもしれないのですが、、、正直ちょっと引きました。

自分の知らないところで、汗まみれになって踊ってる動画を他人に見せられてるとしたら、いや、いや、私ならちょっとダメです!よね? なるほど、ブラジル人は人懐っこくて、オープンだから分からなくもないけれど、親しみの表現やの距離の取り方は、明らかに日本人のそれとは違うのだと知りました。と同時に、文化や習慣とは、こうやって肌で感じていくものだと理解しました。

その意味でも、ジョゼ先生の方が安全だと思い、彼にしたわけです。彼なら駐妻の誰かと同じダンス教室へ通うことはないだろうからね。だけど、イタリア系男性ですからね、口は軽いかもね。(笑) キレイ生活に向けて、ただ今ポルトガル語大特訓中で~す。

・持って歩くのが重いテキスト!
・私の先生、ジョゼ。クリスマスのお菓子、パネトーネを差し上げたのでニコニコ。こちらの習慣です。

・教会の前に飾られた「プレゼピオ」キリスト誕生の物語を表した宗教的な意味合いが濃いオブジェです。
・街はどこもクリスマスムード。ここは何故かアフリカンな動物達とコラボしてます。
 
セニョーラ・プリマベーラ

キャリアコンサルタント、ファイナンシャルプランナー。

夫の海外転勤をきっかけに、20数年間勤めた金融関係の企業を辞め、フリーランスになる。その後、地球の裏側ブラジルで人生初の専業主婦となる。知り合いもいなく、仕事をしない生活、収入のない自分の帰国後のキャリアも心配だけど〜〜今いる環境の中で、いかに心身ともにキレイに生きていくかを模索中。

女性も職業を持つのが当たり前の現代では、夫の転勤とは言え、様々な問題が立ちはだかります。私と同じように自分のキャリアとの狭間で悩んでいる人、これからその可能性のある人、、たくさんいらっしゃるはず。

キャリア=仕事だけでなく、ライフキャリア=人生そのものについて、一緒に考えてみませんか?

筆者:世界遺産イグアスの滝をバックに
滝のように人生は?レインコートは、イグアス国立公園のマスコット動物、アナグマ現地のオリジナル




この記事へ 6 件のコメント

M Friday

2018年12月14日 at 7:35 pm

ポルトガル語レッスン、いいですねー!

クリスマスのオブジェが美しい!!!

CHIKA

2018年12月14日 at 7:59 pm

いろいろなレッスン・スタイルがあるのですね^^ ファティマ先生の実践型レッスンも日常生活では助けられる人が多そう。そんな中、プリマベーラさんのお眼鏡にかなったジョゼ先生、笑顔がチャーミングです^^ 適度な厳しさがあって、ポルトガル語、めきめき上達しそうですね!

Nathy

2018年12月14日 at 9:40 pm

たしかに”ノー”を言えない日本人多いですね。。
語学は大事ですね!私も英語を中学から4年間習いまして、その後アメリカで2年、現在はほぼ毎日スカイプレッスンしていますが…まだまだです…頑張りましょう!

ola

2018年12月16日 at 9:16 am

先生選びのポイント、なるほど〜と思いました。相性と通いやすさがバッチリ合ったジョゼ先生。今後が楽しみですね!

ぷー

2018年12月16日 at 11:57 am

語学学校を選ぶのもさすがの洞察力で面白いですねー(笑)(私なら押しに弱いのですぐに決めさせられてしまいそう…)

Gurako

2018年12月18日 at 9:29 pm

郷に入れば郷に従えみたいに、その土地のものを吸収していくプリマベーラさんの生き方大好きです。

あれ?クリスマスツリーの中にシマウマとパンダが!あっ、サイもいる?

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