投稿日:2019/11/22

ブラジル発「駐妻」に転職しました!
〜 ワーキングウーマン の ポジティブ ラテンライフ 〜

 
〆切に間に合わせるため、この原稿は飛行機の中で書いています。ただいま、私プリマベーラは、一時帰国のために、日本へ向かっています!

日本まで直行便はありませんので、アメリカならダラス、ヒューストン、シカゴなどを回るか、ヨーロッパならフランクフルト、パリ、チューリヒなど経由です。他にも、トルコとか、中東の都市を回るルートも有り、選択肢は沢山あります。でも、どこを回っても飛行時間で24〜5時間、ドアツードアで40時間はかかります。

人によって好みはありますが、私はアメリカ経由のフライトはあまり好みません。経由地で一度入国審査を受けて、改めて出国するので乗り継ぎ時間に余裕が必要ですし、しかも、経由地によっては、預けた荷物を一度ピックアップして荷物検査も受け、再度預け直さねばなりません。アメリカ入国審査の際にはあらかじめ、ビザに代わるESTA(電子渡航認証システム)も取得しておかねばなりません。

その点、他の乗り継ぎ地なら、サンパウロで預けた荷物はスルーで日本まで届きますので、楽です。あとは、待ち時間や、どの空港が好きか、自費で帰る場合はチケット代金など様々な条件を比較して検討します。あ、そうそう、サンパウロの空港への送迎なるべく物騒でない時間帯に発着する便であることも大切なポイントです。

さらに、日本でお迎えが必要な人は、到着時間にも配慮が必要です。また、経由地をフランクフルトにすると、乗り継ぎ時間が8時間以上掛かる事があります。でもあえてこのフライトを選んで、一旦フランクフルトの街へ出て、買い物や軽食を楽しんでから乗り継ぎ便に乗る、と言う手もあります。長いフライトで固まりきった体を動かすにはいいアイディアだとは思いますが、ある程度慣れていないと、乗り遅れのリスクも有ります。出張でこの便を利用した夫は、じーっと空港にいたようですが、私なら、、、ですね。

この長さを考えると、日本へ帰るのはそうそう簡単ではありません。幸い私は飛行機に乗るのが好きで、しかも1人旅も比較的慣れています。自分だけで動ける身軽さと、安くないチケット代(勿論エコノミークラス)を支払ってくれる夫の理解があるからこそ、半年に一度地球一周しています。でも、飛行機そのものに乗る事が億劫だったり、子供の学校の休みに合わせたり、赤ちゃん連れの人なら民族大移動するわけですから、覚悟がないと動けません。「日本へ帰りたい」という思いはあっても、一旦ブラジルへ赴任してしまうと、なかなか日本に足が向かず、何年かが過ぎると言うのが現状でしょう。

しかし、このところ私の周りの駐妻達は、入れ替わり立ち代わり次々と一時帰国をしています。それも、せっかくだからと、少し長めに1ヶ月以上帰国しようと、前々から計画を練っています。ここまでくるとそれぞれにとっては、一大プロジェクトです。

この一時帰国ラッシュには、実は理由があります。カンピーナスには、今年ちょうど赴任して2年経つ人達が多く、会社によって規定は少し違いますが、概ねこのタイミングで会社負担の一時帰国が出来るからなのです。この2年に一度の一時帰国だけはビジネスクラスを使わせてくれる会社もあり、それなら子連れも快適!そんなこともあり、駐妻達がこの一時帰国をどれだけ楽しみにしているかは、お分りいただけると思います。

一時帰国は、駐在員本人も2週間の休みがもらえますので、前半か後半の2週間は一緒に帰国します。一時帰国をいつにするか、と言うのは家族にとってすごく大きな問題です。仕事の都合もあるし、日本での予定もあるし、その辺りの調整をしっかり行う必要があります。せっかくの帰国のチャンスですから、大切な用事をすませたいし、イベントや冠婚葬祭にも出たいし、と、あちこちの都合を確認するのです。日本を出てくるときには、それまでの交友関係とお別れして、ゼロ状態で赴任しました。置いてきてしまった親しい人達にも会いたいし、懐かしい場所へも足を伸ばしたいのです。とにかく、この日を目標にブラジルで日々暮らしている、と言う思い入れの強い駐妻もいます。

ただ、問題は宿泊先です。宿泊費は自腹です。私のように自宅をそのまま残してきている人はいいのですが、海外転機に伴い貸してしまったり、または元々社宅などで家がない人は、実家に泊まるか、兄弟や子供の家を転々とするか、ホテルに泊まるか、その辺りの都合で、滞在期間の長さが決まるのも事実です。一口に一時帰国と言っても、ただという訳にもいきませんね。

さて、一時帰国の計画が具体化すると、次はお土産の事を考えます。久しぶりの日本へ何を持っていったらいいか、お互いに情報交換してあれこれ考えます。私は、元々旅行先でお土産を買うのが好きで、珍しい物、面白い物、可愛い物を、常に探しているのが楽しいです。でも、それ自体を面倒に感じる人もいるので、そうなるとお土産探しが苦痛になり、あんなに楽しみにしていたのに「準備してたら、行きたくなくなっちゃったよ」なんて人もいます。

私のお土産を選ぶポイントは「少量、多種類、後始末に困らない物」です。大きなお菓子の箱を一つドーンと差し上げるより、小分けになっているものを少しだけ、出来たらいろんな種類のものを、そして後で「これどこに置いたらいいの?」というような民芸品より、実用性のある物、または消え物(食べたら無くなる)がいいかな、と思っています。それらを、可愛いビニール袋に入れて、詰め合わせのようにしてプレゼントするのが好きです。今回も、私のスーツケースの中は、ほとんどがお土産で、受け取った時のみんなの顔を見るのが楽しみです。

まずは、チョコレートは定番!最も有名な店、Kopenhagenには量り売りがあり便利です。コーヒーもブラジルは有名ですが、実は輸出しているコーヒーの方が美味しいと聞いたので、あまり買っていません。代わりに、フレーバーティーは種類も豊富で、日本にはないマラクジャ(パッションフルーツ)は爽やかです。また、天然素材を使った石鹸などやブラジル生産のコスメ類も人気です。

一年を通して乾燥気味なので、保湿力の高いクリームは日本の冬にも良いですね。キッチンタオルも、カラフルなものやかわいいイラストのものなどもあって気に入ってます。それから、プロポリス。炎症を鎮める万能薬ですが、日本よりずっとお手頃価格です。あとは、草履をヒントにブラジルで作られたビーチサンダルは、Havaianas という有名メーカーの物がいいですよ。

日本から戻ると、必ずみんな「やっぱり日本は良いよね。海外へ出てみて初めて日本の良さに気づいた」と言います。同時にブラジルの生活に対してもちょっと違う感情が生まれます。今しか出来ないことを一生懸命やろうと思えるし、滞在国へのリスペクトも込めて、ここに住めることの有難さも感じます。

一時帰国って、心のスイッチの切り替えみたいなものかも知れませんね。住んでも戻っても、どちらに居ても、また、ここから頑張ろう!って。


●ブラジルのお土産は、カラフルな物を選びます。
●日本を出る時に頂いた本。これが結構お土産のヒントになってる私のバイブルです。

●乗り継ぎ時間を利用して、経由地ドバイでお土産を探すのも楽しいです。
●一時帰国からブラジルへ戻った時に、何だかホッとするようになって来たから、不思議です。

セニョーラ・プリマベーラ

キャリアコンサルタント、ファイナンシャルプランナー。

夫の海外転勤をきっかけに、20数年間勤めた金融関係の企業を辞め、フリーランスになる。その後、地球の裏側ブラジルで人生初の専業主婦となる。知り合いもいなく、仕事をしない生活、収入のない自分の帰国後のキャリアも心配だけど〜〜今いる環境の中で、いかに心身ともにキレイに生きていくかを模索中。

女性も職業を持つのが当たり前の現代では、夫の転勤とは言え、様々な問題が立ちはだかります。私と同じように自分のキャリアとの狭間で悩んでいる人、これからその可能性のある人、、たくさんいらっしゃるはず。

キャリア=仕事だけでなく、ライフキャリア=人生そのものについて、一緒に考えてみませんか?

筆者:世界遺産イグアスの滝をバックに
滝のように人生は?レインコートは、イグアス国立公園のマスコット動物、アナグマ現地のオリジナル




1 Comment

Nathy

2019年11月25日 at 1:14 am

お土産カラフルで可愛いです!確かに小分けして差し上げるのも良いですね!良いアイディアありがとうございます!

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